Slowly Quickly 羊毛という素材を使ったハンドクラフトのウェブサイト Slowly Quickly。羊毛のある心地よい暮らしの中に、ものづくりから生まれるあたらしい表現のカタチやスパイスを発見し、提案していきます。フェルト化させたり編んでみたり、ひとつひとつ丁寧に手間と時間をかけてつくる色とりどりの羊毛のアイテムを、手で触れて、肌で感じて。

にじみあう色

 

「水フェルト」か「ニードルパンチ」か

 

手作業で羊毛をフェルト化する方法は、大きく分けてふたつ。

「水フェルト」と「ニードルパンチ」です。

 

羊毛が水で縮絨する特徴をいかし

石鹸水などを用いて手でゴシゴシ、ゴロゴロするのが水フェルト。

 

ニードルと呼ばれる針を用いて

繊維をチクチクと刺して絡ませるのがニードルパンチ。
 

最近では

フェルトに関連する本やキットなど

ニードルパンチのものが多いようですね。

「フェルト」「失敗」とかのキーワードで検索すれば

思わず心が和んでしまう作品たちの画像がわんさか見つけられます。

なかなか苦労されている方も多いようですが

笑えるって最強だな、と思います。

 

私は水フェルトで作るのが好きなのですが

水をかけて成形していくときの

あのなんともいえないパシャパシャ感。

こどもが水遊びが好きなのと、ちょっと似ている気がします。

それと

自分の手加減ひとつでどうとでもなるあの自由な感じ。

それも好きな理由です。

 

スピニングやホームスパンを教えていて

素敵な織物を作られるある先生と

「羊毛には癒しの効果がある気がするんですよね」

「そうだと思うわよ」

「やっぱりそうですよね!」

なんて話をしたこともあるのですが

なんというかあのふわふわの羊の毛を

洗ったり

紡いだり

染めたり

織ったり

編んだり

フェルト化したり

そんなことをしていると

知らず知らずのうちに

心がリラックスしていることに気がつきます。

 

それは

「手を使って感じる」

ということが

とても関係しているような気がします。

 

苦手な方もいらっしゃるようですが

原毛の独特な獣の匂い、それも好きです。

ナチュラルウールを使うときは

ついついクンクンと嗅ぎながら

どんな羊の毛だったのかな

なんてことに思いを巡らせたりします。

 

 

 

にじみ合う羊毛

 

羊毛は

ナチュラルカラーも染めているものも含め

とてもたくさんのカラーバリエーションが販売されており

いろんなところで購入することができます。

 

色彩が豊かというのも

私がものづくりをする上で欠かせない大きな要素なのですが

羊毛でのものづくりをしていてグッとくるのが

そのカラフルな羊毛がにじみあって

さまざまな表情を見せてくれることです。

 

どの色とどの色をどのくらい合わせるか。

ここでも判断基準は

自分の中で「グッとくるかこないか」。

 

そして選んだ色と色とが混ざり合い

それぞれの色を引き立て合い

美しい組み合わせに出会えたとき

それが

もう最高にグッとくる瞬間です。

 

今、新しいアイテムを試作中なのですが

実は最初に作ったものが失敗してしまい

その失敗のおかげで

より自分のイメージに近づけることができました。

 

失敗は成功の種ですね〜。

 

今回の新アイテムのコンセプトイメージに合う

優しく淡いグラデーションに仕上げられそうです。

これもやはり

縮絨する羊毛の効果のおかげ。

 

 

 

 

近いうちにお披露目できるかな。

 

おうち時間を心地よく過ごすための

脇役くらいにはなるアイテムです。

 

楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

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