ブックカバー | ミモザと、山本夏彦『何用あって月世界へ 山本夏彦名言集』
言葉に意味を見出すのは自分だったりする
家具や空間デザインが好きで
ある時期『室内』という雑誌をよく読んでいた。
それがきっかけで創刊者の山本夏彦さんのことを知った。
2002年にお亡くなりになり
そのあと刊行されたのが
この『何用あって月世界へ 山本夏彦名言集』。
様々な媒体にコラムを書かれていた山本夏彦さんの
短い中にもおぉ!と目を留めてしまう言葉がたっぷりと掲載されている。
ミモザ色のブックカバーにはどんな本が合うかなぁ、と
本棚を物色していたら
目に留まったのがこの本だった。
ミモザ → 黄色 → 月
ちょっと単純すぎかな?
随分久しぶりに手にとりページをめくる中で見つけたのは
こんな言葉だった。
「親切というのは難しいという自覚を、親切な人は忘れがちである」
今日は上弦の月。
著者 / 山本夏彦、選者 / 植田康夫『何用あって月世界へ 山本夏彦名言集』文藝春秋、2003年
ブックカバー | ミモザ
本に寄り添う柔らかさと機能性を備えたシンプルなデザインのブックカバーです。
ミモザのような黄色をベースに、下部にナチュラルウールのグラデーションを配しています。
縮絨の際にそれぞれの色が混ざり合い、毎回異なる1点ものの風合いに仕上がります。
※縮絨とは、羊毛表皮にある鱗状のスケールといわれる部分が湿度や摩擦などによって絡み合いフェルト化することです。
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ブックカバー | ミモザ
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