ブックカバー|インディゴと、吉本隆明『宮沢賢治』
曖昧さの中にさしこむ希望の光を求めて
深い夜の海と空の色は似ている。
遠く水平線の向こうの境目は曖昧。
インディゴ色の夜空を走る銀河鉄道。
改稿で消し去られた
ブルカニロ博士の
「ほんたうの考えとうその考えを分けてしまへばその実験の方法さえきまれば」
という言葉は希望だ。
吉本隆明の
宮沢賢治愛がダダ漏れしている『宮沢賢治』。
折り目と書き込みでヨレヨレになってしまったこの本は
インディゴのブックカバーがよく似合う。
著者 / 吉本隆明『宮沢賢治』筑摩書店、2010年
ブックカバー | インディゴ
本に寄り添う柔らかさと機能性を備えたシンプルなデザインのブックカバーです。
インディゴのような深みのある紺色をベースに、下部にナチュラルウールのグラデーションを配しています。
縮絨の際にそれぞれの色が混ざり合い、毎回異なる1点ものの風合いに仕上がります。
※縮絨とは、羊毛表皮にある鱗状のスケールといわれる部分が湿度や摩擦などによって絡み合いフェルト化することです。
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ブックカバー | インディゴ
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