ブックカバー | ビスケットと、窪美澄『やめるときも、すこやかなるときも』
生活を構成するもの
窪美澄さんの『やめるときも、すこやかなるときも』。
この本が文庫になった2019年の冬。
タイムリーにそれを手にし
日々少しずつ読み進めた冬から始まった物語は
まるで自分の現実と同期するかのように
季節が同じ歩幅で進んでいった。
たくさんの色
たくさんの音
たくさんのにおいが
この物語と同じように生活の中には散りばめられている。
『ふしぎなポケット』は持ってないけれど
やめるときも
すこやかなるときも
人やモノや出来事のそばにある
色や音や匂いのひとつひとつとともに今日を更新しながら
これからも
生活を続けていこう。
著者 / 窪美澄『やめるときも、すこやかなるときも』集英社、2019年
詩 / まど・みちお、曲 / 渡辺茂『ふしぎなポケット』
ブックカバー | ビスケット
本に寄り添う柔らかさと機能性を備えたシンプルなデザインのブックカバーです。
ナチュラルウールのビスケットのような淡いベージュをベースに、下部にナチュラルウールのグラデーションを配しています。
縮絨の際にそれぞれの色が混ざり合い、毎回異なる1点ものの風合いに仕上がります。
※縮絨とは、羊毛表皮にある鱗状のスケールといわれる部分が湿度や摩擦などによって絡み合いフェルト化することです。
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ブックカバー | ビスケット
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