ボトルケース | ピスタチオと、羊毛とおはな『キーラの森』
深呼吸
近ごろなんだか無性に聴きたくなって
ずっと聴いている羊毛とおはな。
音楽は
その時々の気分にフィットするものを聴いている気がするので
このところは羊毛とおはなモードなのだろう。
羊毛とおはなのアルバムのうちの何枚かには
はなさんのサインの横に
羊毛さんによる私の似顔絵が描かれている。
ライブ終わりの
「ご希望の方には似顔絵描きますよ〜」
という気軽なアプローチとは裏腹に
ものすごく真剣な顔で悩みながら描く羊毛さんの横で
はなさんはいつも
チャチャを入れたり笑ったりしていた。
羊毛とおはなのアルバムは基本紙のジャケットなので
聴きすぎてボロボロになって
破れたところに貼ったセロテープが黄色に変色している。
久しぶりにアルバムを広げてみた『LIVE IN LIVING ’09』には
『キーラの森』の手書きの楽譜と
切り貼りされた和訳の歌詞が載っていた。
とても美しい詩だ。
はなさんの声は優しくて
名前のように
風に揺れる花のようだ。
その花を羊毛さんのギターが風となって運んでいくイメージ。
そんな羊毛とおはなはあまりにも心地よくて
奥に潜む
甘いだけじゃない、しょっぱいもある
ハードコアな部分に気づかずに素通りできてしまう。
上澄みの底にあっていつもは見えないものが
時々
何かのタイミングでふと
顔を覗かせることがある。
その時には
大きく深呼吸をして
心の声に耳を澄ましてみるといいのかもしれない。
そしたら
きっとどこかの森の中から
はなさんのラララのハミングが風に乗って聴こえてくる
そんな気がする今日この頃です。
詞 / 中村圭佑、曲 / 千葉はな、歌 / 羊毛とおはな『キーラの森』
アルバム『LIVE IN LIVING ’09』収録曲、2009年
ボトルケース | ピスタチオ
シンプルでシュッとしてるけど機能的、そんなデザインを目指したボトルケース です。
外側はピスタチオのような黄緑色、内側は灰みがかった茶色の羊毛を組み合わせています。
縮絨の際にそれぞれの色が混ざり合い、毎回異なる1点ものの風合いに仕上がります。
※縮絨とは、羊毛表皮にある鱗状のスケールといわれる部分が湿度や摩擦などによって絡み合いフェルト化することです。
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ボトルケース | ピスタチオ
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