めぐる季節   朝目が覚めると 少しひんやりした空気。   天気がいい日に洗って干した寝具には まだ天日の余韻が残っているみたいで 布団の中が心地いい...

  世界は不確かで出来ている   科学をもってしても 絶対って やっぱりないんだな。 なんてことをあらためて知った。   人は未知のものを知りたくて 「...

  波のように   地球には海があったから 人は生まれてくることができたそうだ。   だからなのか 故郷を懐かしむみたいに いつも海に恋焦がれている。 ...

  それぞれのけもの道   大きなエネルギーを使うようなことをやった時に 「夢を叶えたんですね」 と言われることがたまにある。   なにかちょっと人とは違う...

  循環する物語   『人は表現したい生き物だ』と 誰かが言っていた。   その根底にあるのは やっぱり 他人にとやかく言われようが だって好きなんだか...

  説明のつかない気持ちこそ   好きなものを３つくらいあげると 人って なんとなくこんな人なのかなぁ というイメージが掴めるものなのかもしれない。   ...

  タイムマシン   思わぬ人から思わぬものを唐突に渡された。 その中には ずっと探して探して探しまくって 見つからずに半ば諦めていたものが入っていて なんだか 不...

  映画と日常   映画館で観た最初の映画の記憶は『雲霧仁左衛門』。 小学生の時 父親に連れられてふたりで観に行った。 大量の血飛沫で真っ赤に染まったスクリーンの迫力は...

  歌う犬   犬の遠吠えが聞こえる そう思った。   こないだ見た古いドラマの登場人物たちが シンギング・ドッグになりきって遠吠えをしていたのが 頭のど...

  会話   夫婦ユニットの脚本家・木皿泉さん。 エッセイ集『二度寝で番茶』では 夫の和泉さん（通称：大福さん）と妻の妻鹿さん（通称：かっぱさん）が いろんなテーマで自...

  手が知っていること   『私の裁縫箱』という本には 作家やクリエーター、おばあちゃんたち いろんな方々の道具や裁縫箱と一緒に それぞれの方の 手作りの物語が紹介さ...

  深呼吸   近ごろなんだか無性に聴きたくなって ずっと聴いている羊毛とおはな。 音楽は その時々の気分にフィットするものを聴いている気がするので このところは羊毛...