Slowly Quickly 羊毛という素材を使ったハンドクラフトのウェブサイト Slowly Quickly。羊毛のある心地よい暮らしの中に、ものづくりから生まれるあたらしい表現のカタチやスパイスを発見し、提案していきます。フェルト化させたり編んでみたり、ひとつひとつ丁寧に手間と時間をかけてつくる色とりどりの羊毛のアイテムを、手で触れて、肌で感じて。

羊毛について

  • Q 羊毛素材は洗えますか?

    A

    はい。

    羊毛素材は洗えます。

    ただし、羊毛(ウール)は揉み洗いすると縮絨(フェルト化)が進んでしまうので注意が必要です。ウールのセーターをうっかり洗濯機で洗ったら縮んでしまった、という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

     

    もしも羊毛素材の製品の汚れが気になる時は、手洗いが基本です。
      

     

    <一般的な羊毛製品の洗い方>

     

    ・洗剤は、中性に近い洗剤や無添加の純石鹸などが適しています。アルカリ性は、縮絨(フェルト化)が進んでしまうのでNGです。

     
    ・漂白剤や柔軟剤、香料などが入っているものは染色に影響する場合もあるので避けたほうが良いでしょう。

     

    ・30〜40度程度のぬるま湯に浸けて、優しく押し洗いします。汚れが落ちたら洗剤液がなくなるまですすぎます。

     

    ・脱水は、タオルドライ、または洗濯機の脱水機能でも可能です。

     

    ・タオルドライの場合は、形を整えながら水分をしっかり吸い取ってください。

     
    ・洗濯機で脱水する場合は、摩擦を防ぐためにネットに入れることをお勧めします。脱水のしすぎに注意し、数十秒程度で終了してください。 

      
    ・脱水が終わったら、湿っている間に手早く形状を整え、直射日光の当たらない場所に置いて乾かします。各アイテムの形状の整え方などは、以下をご参照ください。

     

    ブックカバーの場合

    文庫本をラップで包むなど濡れないようにした上でセットして、形状を整えます。

    (湿っている状態の時に行う)

     
    ボトルケースの場合

    凹凸の少ないペットボトルなどを入れて、形状を整えます。

    (湿っている状態の時に行う)

     

    がま口ポーチの場合

    口金部分は、専用の接着剤を使用して固定しています。そのため、口金部分に水が浸透した際に強く引っ張ると、本体から口金が外れてしまう可能性があります。  

    そのため全体を洗うのではなく、汚れが気になる部分のみを、濡らしたタオルなどで優しくトントンとたたいて汚れを落とすようにしてください。

    形状を整える際は、羊毛部分は多少引っ張ったりしても大丈夫ですが、口金と羊毛を接着している部分を強く引っ張らないように注意が必要です。